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「バルーンを追って!」 - 第4戦 JR九州杯

2月7日(日)、SAGAバルーンミーティング第4戦 JR九州杯が行われました。
この日は、1フライトで2タスクを実施。

タスク1は HWZ(ヘジテーションワルツ)
タスク2は GBM(ゴードンベネットメモリアル)

この日の風向き(西風)と着陸地の確保(麦が育ってきているため田畑への着陸ができない)を考慮し、
離陸は会場から数キロ離れた北西エリアとし、ゴール(採点エリア)も会場西側に設定され、競技後は、広い嘉瀬川河川敷を着陸地に使用できるようタスクが組まれました。

JR九州杯

タスク1のHWZとは、JDG(ジャッジ・デグレアド・ゴール)に似てるのですが、主催者側が予め指定したゴール(ターゲット)に向かって離陸し、
どれだけそのゴールに近づいてマーカーを投げれるかを競う競技なのですが、HWZは競技委員長(主催者側)が複数のターゲットを指定し(JDGは1つ)、そのうち1つのターゲットを離陸前にパイロットが宣言し、離陸→ターゲットに向かって行く競技となります。
この日は、国道34号線嘉瀬川大橋の西に3つのターゲットが指定されました。

タスク2のGBM(ゴードンベネットメモリアル)は、主催者側が予め基準点と採点エリアを提示し、パイロットはその採点エリア内にマーカーを投下するのですが、その投下したマーカーと基準点の距離が身近いパイロットが高得点となる競技です。
この日の採点エリアは、嘉瀬川堤防より西側エリアでかつ道路上(田畑は採点外)となりました。

JR九州杯

ということで、今回は会場外から出てバルーンを追いかけてみました!
タスク1のHWZは、競技委員長が設定した複数(3ヶ所)のゴールから1つ選択し、マーカーを投下する というタスク。地図でゴール3ヶ所を確認して...いざ出発!

上空の風を予想し、離陸し始めたパイロットがどのターゲットを狙っているのか自分なりに考えて、とりあえず三日月方面に設定されたターゲットへ!
運転していると遠くからバルーンが見えてきました。

JR九州杯

1つ目のターゲット付近に待機!(多分この辺?というざっくりとした確信)マーカーを投げる瞬間を見たい!と思ったのですが、予想は外れて私の頭上をふわふわと通過……

JR九州杯 JR九州杯

どのバルーンも次々通過ということで、もう1つのゴールへ!これまた多分この辺?という所で待機……
そしたら思った以上に遠い……

JR九州杯

結果を申しますと...マーカー投下の瞬間は見れなかったのです…(泣)

でもその分、道端で足を止めて嬉しそうにバルーンを見上げる人の姿や、写真を撮る人の姿、自転車でバルーンを追いかけていく人の姿などなど、会場外でもいろんな方がバルーンを楽しまれている光景を見ることができました。

バルーンが街中を飛んでいる風景は、佐賀の人にとって当たり前の風景になっていますが、毎年毎年見ている景色でもやはりバルーンを目の前にすると足を止めて見たり、自然と笑顔になったりするものなのだなあ、と改めて感じました。

会場内で見るのも もちろん楽しいですが、会場の外で見るバルーンも魅力的です。

残すところ、今シーズンのSAGAバルーンミーティングも来週のあと1戦(第3戦の順延分)となりました。

最終戦、あなたはどんな形でバルーンを楽しみますか?

JR九州杯

(文・写真 / ウェブボランティア 小野 有美子)

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