2012年10月31日-11月4日 佐賀市嘉瀬川河川敷で開催 アジア最大の熱気球イベント 「2012佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」公式サイト

幻想的な夜間係留...の裏側では

夜間係留
毎回たくさんの観客の皆さんを魅了する夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」

ラ・モンゴルフィエ・ノクチューンとは...「ラ」はフランス語の「La」で女性名詞の前につく定冠詞です。「モンゴルフィエ」と言うのは、初めて熱気球を作成して飛ばしたモンゴルフィエ兄弟に由来します。「ノクチューン」はフランス語で、英語のノクターンと同じ夜想曲という意味があります。

さて会場の河川敷からご覧になったことのある方なら、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが...。
幻想的な世界の下で懐中電灯と無線を持って走り回っているスタッフ数名。

毎回約60機が参加する夜間係留ですが、夜間あれだけのバルーンが立ち上げして密集した状態を維持する・・・・結構大変なことなのです。
それを縁の下の力持ちでサポートしているのが、ロンチマスターと呼ばれるスタッフです。
6人程のスタッフで担当しますが、司令塔役のスタッフが放送塔に。後のスタッフは、ロンチエリアのなかで無線で送られてくる風の情報(風向・風速)や天気情報、をもとに各チームのパイロットに情報提供をしたり、気球のポジションを変更したりします。
開始時間ギリギリには、遅れている気球の立ち上げを手伝ったり、誘導したり...。
観客の皆さんにいかに美しく魅せるか。そしていかに安全にイベントを進行させるか。
様々な指示が司令塔から飛んできます。
優雅に見える白鳥が"水面下で必死に足をかいている"ように、幻想的な夜間係留の下で、我々スタッフはその景色を楽しむ余裕すら無いほどバタバタしていることが多いです。

しかし、無事に夜間係留が終わった後、観客の皆さんから送られる拍手や「ありがとう!」の声を聞いたときは毎回、感無量で涙が出そうになります。
特に最終日のフィナーレを飾る夜間係留が終わった時の達成感は、参加した者だけが味わえる特別なものです。


来年、2009年は30周年記念大会になります。

これまで以上に「競技で魅せる!イベントで魅了する!」
そんな大会を目指して、微力ながら頑張っていきたいと思います。


[寄稿] 大串 剛
 佐賀バルーンフェスタ組織委員会 運営役員(イベント管理)


2008年12月15日掲載

[関連ページ]
ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)


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