[11/05] 10年目の栄光、3ヶ国語跨いだ通訳。

「2007佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」も閉幕。本日は佐賀市内にて表彰式(Awards Banquet)が行われました。

佐賀のバルーンフェスタを観にお越しになる方の多くは、「バルーンの一斉離陸が見たい!」「変形気球(シェイプドバルーン)を子どもに見せたい!」「夜間係留(ラ・モンゴルフィエノクチューン)を見たい」など、普段なかなか見ることが出来ない数多くのバルーンをただただ見たいという方がほとんどでしょう。
しかし、佐賀バルーンフェスタに参加するほとんどのパイロットは、今年の大会の優勝を勝ち取るために熾烈な競技フライトを繰り広げています。
佐賀のこの大会は日本で最も規模が大きい大会であるだけでなく、アジア地域で見ても規模、そして歴史ある大会ですので、この佐賀の大会で上位に入る、優勝するということは多くの熱気球のパイロットにとって、魅力の1つとなっています。

今年のこれらバルーン競技の注目は、佐賀大会競技の優勝者に贈られる「パシフィックカップ」の水上孝雄選手の4連覇、毎年の日本人熱気球パイロットのチャンピオンを決める「熱気球日本選手権」の3連覇成るか?というところでした。
さあ、いよいよ表彰式です!

まず、5回目を迎えた「2007 SAGAバルーンマスターズカップ」の表彰式。
今年の栄光を獲得したのは、藪下 守弘選手。

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続いて、熱気球日本選手権初出場の選手の中でトップパイロットに贈られる「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」
今年は、藤田 雄大選手が獲得しました。

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昨年(2006年)、栃木熱気球世界選手権にも出場した藤田 昌彦選手の息子さんで、なんとまだ現役の大学生!
佐賀大会出場も初めてでありながら、「パシフィックカップ」2位、「熱気球日本選手権」2位の栄誉をも獲得しました。

そして、今年の熱気球日本チャンピオンを決める「熱気球日本選手権」の表彰です。
第24回目の栄誉は、増本 嘉浩選手が獲得!チームクルーの肩車で登場です!

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増本選手は、1998年の「パシフィックカップ」で優勝したのですが、その年同時に行われた「熱気球日本選手権」では残念ながら2位に…。
優勝者コメントの中で「この日本選手権というタイトルを獲るために10年間やってきました!」と絶対に出さないと誓っていながらつい流してしまった涙をこらえながら喜びの声を語っておりました。

※「パシフィックカップ」や「熱気球日本選手権」で採用されている採点方式は、そのカテゴリーにおいてエントリーしているパイロット中のタスク結果(ターゲットからどのくらい離れた距離にマーカーを投下した…など)に応じて得点が決まり、それぞれのタスク結果の合計が最終成績として積み上げられていくので、パシフィックカップにも熱気球日本選手権にも出場する選手の構成とその成績によっては、「パシフィックカップ」で優勝しても「熱気球日本選手権」で優勝するとは限りません。

そして、今年の佐賀バルーンフェスタの優勝者に贈られる「パシフィックカップ」の表彰です。
23回目の栄誉は、ハンガリーのネーメト・ゾルターン選手が初優勝しました!

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優勝スピーチでは、なんとハンガリー語→英語→日本語に翻訳するということに…。
ネーメト選手は、競技に十分なクルーと一緒に参加したわけではないので、一緒に登壇した日本人クルーの協力も大いに称えていましたが、クルーもハンガリー語が完璧に出来るわけではないですので、どのようにコミュニケーションをとり、優勝に導くことが出来たのかも非常に気になるところですね。
いずれにせよ、おめでとうございます!

最後に、FAI(国際航空連盟)の「ポール・ティサンディエ・ディプロマ」(FAIの事務局長を長く務めたポール・ティサンディエ氏に因んで制定された賞で、団体組織等で指導的役割を果たし、航空スポーツの発展に顕著な業績のあった個人に贈る賞)の授賞式も行われました。

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佐賀バルーンフェスタ組織委員会の水町会長は、「決して私個人に贈られた賞ではなく、この大会を支える全ての役員・ボランティアに贈られたと思っています。」とこちらも28回の大会を支え続けることが出来た喜びを語っていただきました。


「2008佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でパイロット達の熱い戦いが繰り広げられることを期待したいですね。


Photo by Motomichi Tokutomi
Written by Takeharu Nakashima