
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」をはじめとした熱気球大会で記録員を努める“オブザーバー”の初級講習会が佐賀市内で行われました。
“オブザーバー”とは、熱気球の競技をより正確に記録するために、選手1名につき必ず1人づつ付き、「離着陸時間・場所」「タスク(競技)でマーカー(砂袋)を投下した時間・場所」「選手が決めたゴールの場所」など競技に関する記録をして競技本部に提出することで、競技運営を助ける重要な役割を持つものになります。佐賀のバルーンフェスタに来られた方は、(昨年であればグレーの)大会ジャケットを着て、バインダー等を持って各選手に付いている方がいるのをご覧になられたことがあるかもしれません。
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」では例年、90機近い競技気球がエントリーしますので、この“オブザーバー”もそのエントリー機数+アルファの人数が活躍することになります。
新たなオブザーバーを養成するためにこの“講習会”は毎年この時期に実施しており、今日の講習会では30名の方が受講しました。佐賀のバルーンチームに所属し、普段から佐賀エリアで活動をしている方もいらっしゃいましたが、「これまで見に行ったことはあるけれど、熱気球に関する具体的な用語は初めて」という方も数名いらっしゃったようで、この講習会もまた佐賀のバルーンを長く受け継いでいくための活動の1つと言えるのではないでしょうか。

今日の講習は10:00スタート。お昼休みを挟んで夕方4:00まで行われ、今年の「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でオブザーバーデビューされる方もいらっしゃるでしょう。
大会期間中、全てのタスク(競技)で違う選手(パイロット)に付いて記録しますので、選手毎に競技フライトのプランの立て方やチームのまとめ方を間近で見ることも出来ますし、佐賀では30機近くが外国人選手ですので、英語力を発揮する(!)場の1つとも言えましょう(もちろん、英語が通じなくてもオブザーバーの手順さえ身に着ければ佐賀では十分活躍できます)。
そして、選手によっては、競技フライトに招待され、空の上で競技記録を付けながら、更に間近にて選手のフライト技術を目にすることも出来るかもしれません。
“オブザーバー”という役目は大変なことも多いのですが、“オブザーバー”ならではの楽しみもあるようですね。熱気球のパイロット資格を取得せず、熱気球の“オブザーバー”の役割を中心に活躍されている方もいらっしゃって、経験を重ね、上級資格を取得することで、佐賀の大会だけでなく、国内や世界中の熱気球大会を“オブザーバー”として活動されている日本人や外国人の方もいらっしゃいます。
明日のバルーン大会を支える方が、今日のこの講習会で増えるということ、楽しみです!
Reported by T.Nakashima