[01/20] 謎の黒い球は世界を超えて

2006年大会期間中、嘉瀬川河川敷に出現した「謎の黒い球」ですが…。
この年末年始に北海道で見事、滞空時間の世界記録を更新しました!

[前段のお話] 謎の黒い球は世界をめざす(2006年11月5日レポート)

パイロットの井上水子さんをはじめ、サポートや立会いの人たちは、記録更新の挑戦フライトにそなえて12月24日に北海道の上士幌に集合。
事前に集めていた情報では、上士幌では「朝一番の北風がしっかりしている」と長時間フライトできるとのこと。
しかし、12月27日から大荒れの天気予報。挑戦フライトは年が明けてからになると思われました。

…が、12月26日の朝、理想的な北風が吹いたため、日の出(7時)と同時に離陸。
それから風に乗って南に飛んだあと、9時から11時半ごろまで風がなくなって上空でほぼ静止状態に。
この後、南風が強まって上士幌まで押し戻され、12時22分、離陸地から4kmほどの地点に着陸。
フライト時間は、5時間22分18秒でした。

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今回挑戦した滞空時間の世界記録(AX-4クラス・女性)は、実は4時間10分ほど。
それを1時間も超える結果を出せて、パイロットの井上さんはもちろん、関係者全員大喜び!
気球を回収して、早速、おめでとうの大宴会に。

…でも、コレで終わらないのが井上さん。
新記録達成の喜びに浸りながらも、持ち前のチャレンジ精神で「まだまだチャンスがある!」と更なる挑戦を誓います。

結局、年が明けて1月3日に、更なる記録を目指して再度のフライト。
12月26日のフライトと同じように7時ごろに離陸して南へ飛び、お昼ごろからの南風に乗って上士幌に着陸したのは14時過ぎ…と、7時間4分49秒の大記録!!
井上さんによると、「12月26日には正午の時報を上士幌で聞いたのに、1月3日はまだ士幌にいるうちに聞いたので、その時点で『よし、これなら12月26日よりは長くとべる』と確信した」そうですが、それにしても予想を大きく超える素晴らしいフライトでした。

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今回の挑戦フライトを終えて、「これ(世界新記録達成)もひとえに、協力してくださったみなさん、応援してくださったみなさんのおかげです。ご声援、お祝い、本当にありがとうございます。今回の記録挑戦では、気球仲間のすばらしさを改めて感じました。自分もそんな気球仲間の一員であることをうれしく誇りに思います。」と語る井上さんですが…。
実は、1月3日のフライトを終えて着陸するとき、「ここでこの長い楽しいフライトが終わってしまう〜。まだまだ日没まで飛びたい!」という気持ちでいっぱいだったそうです。

今は正式な世界記録として認定してもらうための申請中で、事務作業が若干残っているということですが、今回の挑戦に携わった皆さん、おめでとうございました。また、お疲れさまでした。


井上さん…、次の目標は何ですか?


Reported by Tomy