大会5日目の朝、最後の競技フライトが会場からの一斉離陸でスタートし、約80機の競技気球が西のほうへ向かいました。
そこで、今回は競技本部が会場の外に設定したターゲット付近からのレポートです。
ターゲットは、稲刈りが終わった田んぼの中に展開されていました。
もともと熱気球は、風まかせの競技。どんなに上手なパイロットも、100%自分が行きたいところに着陸できるわけではありません。
だから、競技をするためには容易に着陸できる広い土地が必要になります。
そういう訳で稲刈りが終わった後の佐賀平野は、格好のフライトエリアになっていて、今回のターゲットもそういう場所を選んで設置されています。
AM8:00すぎ、市街地の上空に気球が見えてきました。
次第に気球の数が多くなり、近づいてくるにつれてバーナーの音も聞こえてきます。
近くにお住まいの方もそれに気づいたのでしょうか、私たち熱気球関係者が上空の気球を見つめているうちに、ターゲットが展開された田んぼの周りにはたくさんの人が集まり始めていました。
お話を伺ってみると、風向きによるのだと思いますが、「こちらの方向に飛んできたのは久しぶり」だとか。
また、目の前にターゲットが展開されているので、「こんなに近くで見ることができて、すごく面白い」というコメントをいただきました。
地上では各チームのクルーが、好成績を狙ってパイバルを飛ばしたり、他の気球の動きをパイロットに伝えたりしています。
AM8:30ごろには、頭上に色鮮やかな気球がひしめき、次々にマーカーを投下。
競技本部の計測班のメンバーは、それぞれの気球の動きに目を凝らしていて、マーカーが投下されるたびに、地面に目印の小旗を立てるため走り回っています。
ターゲット設定の前には、そこの地主さんに土地をお借りするということで、計測班がご挨拶を済ませていました。
しかし、風向きが変わったのか、その土地以外の場所にもマーカーが投下されるようになったため、計測班のチーフが競技を見に出てこられた近くの方に、その畑の地主さんを教えてもらっていました。
風が穏やかになってしまったためか、マーカー投下後も気球たちは近くの空を漂っています。
本当は、この次にもうひとつ競技委員会が設定したターゲットがあったのですが、そこまで到達できた気球はわずかでした。
次第に各気球が着地し、集まった地域の方とお話をしたり記念写真を撮ったりと、地域の方との交流を深めています。
AM9:30ごろにはターゲットに向かって飛んでくる気球もなくなり、計測班がターゲットとマーカーとの距離を次々に測定していました。
Reported by Tomy