熱気球の競技
熱気球の競技とは何を競うもの?
バルーンの競技は、一般的なスポーツの様に“速さ”や“早さ”を競うのではなく、一定の時間内での“正確さ”を競うものがほとんどです。「ターゲット」と呼ばれるゴールへ向かって数km先からバルーンで飛んできて、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下することが競技の基本です。ゴールは、競技委員長(イベントディレクター)が決めるものと、パイロット自らが事前に決めるものと大きく2つに分かれます。
ジャッジ・デクレアド・ゴール [Judge Declared Goal / JDG]
競技本部が指定したゴール(通常離陸地から4-6q離れている)に向けて競技気球が飛行して行きます。中心に向かってマーカーを投下し、最もターゲットの中心に近いところにマーカーを投下した選手に1000ポイントが与えられます。
ヘジテーション・ワルツ [Hesitation Waltz / HWZ]
ジャッジ・デクレアド・ゴールとよく似ていますが、ターゲットが複数設定されるのが大きな違いです。選手はそのうちの1つを選んで飛行し、マーカーを投下します。
フライ・イン [Fly In / FIN]
競技本部がゴールを一ヶ所定めます。通常、このゴール(ターゲット)は離陸地内(嘉瀬川河川敷)に設定されます。競技者は一定距離(例えば5km)以上離れたところから離陸してターゲットを目指します。一定距離以上離れていれば、どの方向からも自由に飛んでくることができます。
ヘア・アンド・ハウンズ [Hare And Hound / HNH]
ヘア気球(うさぎの役目をした気球)が飛び立ち15分から30分後に競技気球(ハウンズ気球)が離陸し、先に飛んだヘア気球を追いかけます。ヘア気球は30分から1時間ぐらい逃げ回りながら飛行し、着陸した場所にターゲットを展開します。追いかけてきた競技気球がマーカーを投下します。
パイロット・デクレアド・ゴール [Pilot Declared Goal / PDG]
競技者(パイロット)が離陸前に自分自身のゴールを宣言して、そのゴールに近付いてマーカーを投下する競技です。風向、風速を的確に予測し、地図を読まないと良い結果を得られません。競技者にとっては、多方面の実力を試される難易度の高い競技といえます。
ミニマム・ディスタンス [Minimum Distance / MND]
この競技では、パイロットは一定時間(例えば30分や45分など)飛行後、マーカーを投下します。マーカーの投下地点と離陸地内に設定されたターゲットの中心との距離が最も短い競技者が1000ポイントとなります。
いかに空中で動かないか、もしくはいかにして離陸地に戻って来るかが見所です。
フライ・オン [Fly On / FON]
この競技は必ず他のタスクと組み合わせて行なわれます。まず、他のタスクのマーカーを投下します。
このとき、次に自分がどこを目指すかをマーカーに記入します。パイロット・デクレアド・ゴールに似たところがあります。
ミニマム・ディスタンス・ダブルドロップ [Minimum Distance Double Drop / MNDD]
パイロットは異なる区域にマーカーを2つ投下します。2つのマーカー間の距離が最も短い競技者が1位となります。
マキシマム・ディスタンス・ダブルドロップ [Maximum Distance Double Drop / MXDD]
パイロットは1つもしくは複数の区域に2つのマーカーを投下します。2つのマーカー間の距離が最も遠い競技者が1位となります。
カリキュレイテッド・レート・アプローチ・タスク [Calculated Rate of Approach Task / CRAT]
フライ・インに似た競技で競技本部によってターゲットが会場内に設定されます。パイロットは一定の距離をおいて会場に外から飛来しマーカーを投下しますが、その時投下してもいい区域と時間が制限されます。
パイロットは、ターゲットに到着する時間を計算しながら飛行しなければいけません。








